二輪自動車整備科 サブコン講習会開催!
本日、二輪自動車整備科では愛知県に本拠地を置く「モトラボEJ」より代表の江島 徹朗氏と浅田 昌士氏をお迎えしサブコンピューター技術講習会を開催しました。
サブコンピューター(サブコン)は、ECU(エンジンコントロールユニット)と車体との間で、ECUの制御信 号と情報を任意に改変させる装置のこと。
昨今、メーカーから販売されるバイクは自動車と同様に二輪でも環境問題に伴う排ガス規制や燃費向上の背景からキャブレターからFIやEFIと呼ばれる電子制御燃料噴射装置(インジェクション)を搭載した車輌が多くを占めます。
見た目重視のユーザーの希望によりマフラー交換などのカスタマイズに伴い、乗用車の排気系に搭載されるような学習センサー類のない二輪FI車にもマフラー交換後の燃料量や排気圧の変化 をサブコンを利用した適切な制御を行うことによって、馬力やトルク、車輌コントロールなど運動性能の向上させることが可能になります。
学生が毎年お世話になる鈴鹿8時間耐久ロードレースでチーム監督を務められる江島氏。
「モトラボEJ」ではレースで培った技術をフィードバックし、プロユースの本格的なカスタム・チューニングも行っておられます。
ショップでは1軸ローラーのシャーシダイナモでパワーチェックをするなどのきめ細かいサブコンセッティングとサポートを行っておられ、本日の講習会の内容もかなり専門的です。
卒業を控えた学生らにとってはとても貴重な機会となりそうそうですよ。