〈企業連携授業〉いすゞ自動車近畿株式会社主催の企業連携授業のご紹介
皆さん、こんにちは
本日は一級自動車整備科で行われている企業連携授業のご紹介です。
YIC京都では多くの企業樣と連携して自動車整備の資格の学びと整備の現場とのギャップを軽減できるよう
現場で活躍なさっておられる各メーカー系のエンジニアの方々より技術指導いただく授業を展開しています。
後期より毎週行われる企業連携授業は一級自動車整備科の3年生を対象に、いすゞ自動車近畿株式会社よりエンジニアの方々をお招きしてディーゼルエンジンの構造、特性、排ガス規制による取り組みやその仕組みや点検整備で重要なポイントをご指導いただいています。
今回の授業では世界に誇るISUZU独自のクリーンテクノロジーについてより詳しくご紹介いただきながら、排ガスを低減するシステム、装置の構造や制御について学んでいました。
ISUZUが開発でテーマとしている「燃焼最適化技術」「排出ガス後処理技術」「電子制御技術」、この3つの最新技術を融合して低排出ガス、低CO2、低燃費、高出力を同時に実現できることを目指しておられるとのこと。
講座では現行型のELFに搭載されているクリーンディーゼルエンジンに備わっている2ステージターボシステムや電子制御コモンレール燃料噴射システム、燃焼をより効率よく行い騒音やNOx・PMを軽減するために最適な燃料を最適なタイミングで噴射するインジェクター多段噴射そこで制御される多段階燃料噴射システムや排出ガス低減技術として燃焼時に発生するPMを低減するために装着されているDPD(ディーゼル パティキュレート ディフューザー)の機能から、実際に実車でドライバーや整備士がDPDの状態を把握できる情報システムについても整備上大切なポイントを丁寧に説明いただくなど盛りだくさんの内容でした。
YIC京都では多くの企業のご協力により最新の自動車整備ノウハウをより実践的なカリキュラムで学ぶ機会があります。
後期より毎週、お忙しい中、本校の職業実践授業の取り組みをご理解を賜