〈企業連携授業〉ネッツトヨタ京都株式会社様の企業連携授業の様子
皆さんこんにちは。
企業連携授業のご紹介です。
今回はネッツトヨタ京都株式会社様です。
授業は4つのセクションに分かれて行われました。
●安全講習(ブレーキクリーナーの危険性や工場内に潜む危険性)
●外部診断機による車のカスタマイズ
●電装関係の点検と保安基準
●故障個所の判断を養うための基礎として、頭の体操講座
安全講習では、整備工場内に潜む危険性を学びました。現役整備士から、過去の事例や実体験をお聞きしました。
本校でも整備実習の前は、整列して実習服の正しい着用、アクセサリー類の有無、安全靴の着用等、声掛け・指さしでチェックします。
改めて整備の始まりは、安全点検や注意喚起から始まることを再確認しました。
また、ブレーキクリーナーの危険性について、実際に実験を行いました。
安全を考慮して作った箱に、スプレーを散布して点火する実験です。
小さな爆発とともに一気に炎が吹きあがる様子が確認でき、ブレーキクリーナーの危険性について、身をもって理解しました。
実験の様子はインスタグラムで公開しています。
https://www.instagram.com/yic.kyoto_technical/
外部診断機による車のカスタマイズでは、購入されるお客様のライフスタイルに合わせて、鍵の開け閉めの音などを調整することを学びました。
今後、必要になる知識だけに学生たちは疑問や質問を積極的にしていました。
電装関係の点検と保安基準では、模型を使用して保安基準や、電球の種類、付け替えた場合の挙動等を学習しました。
このセクションには、国際自動車整備科卒業生のホンさん(写真右側)が、アシスタントで在校生たちに授業をしてくれました。
頭の体操講座では、少し毛色を変えて、ひらめきと発想の転換を養うためのクイズを行いました。
マッチ棒で組まれた図形や計算式を、別の形に変形させたり、正しい計算式に変えたりする問題が出題されました。
この講座は、視点を変えることで「新たな発見」や「見落としていた物」を見つける力を養う目的で行いました。
普段と違った授業のため、学生たちは楽しんで学べたようです。
今回も充実した授業内容となり、学生たちは色々な気づきがあった様子でした