〈企業連携授業〉京都三菱自動車販売グループ主催 技術講習会開催!
皆さん、こんにちは
YIC京都の企業連携授業のご紹介。
本日の午後より一級自動車整備科・自動車整備科の1年生および国際自動車整備科の2年生を対象に京都三菱自動車販売グループ主催 技術講習会が開催されました。
全体会では企業紹介からはじまり、実習と講義のグループに分かれに三菱自動車の車両の特徴についてご紹介いただきました。
ワークショップではペーパークラフトでセダンのような3ボックスボディとデリカのようなワンボックスカーに補強フレームが入ることでボディ強度が大きく変わることなどをご紹介いただきました。
総合整備実習場で行われた実習では電装関係で起こる事故を例に、実際に整備中にボディアースとなっている車両を整備する際、誤ってショートさせて作業した場合にどのようなトラブルになるのか。ヘッドランプまわりの配線をモデルにショートした際の出火トラブルの実際をスイッチモデルをご用意いただき体験しながらご紹介いただきました。
グループ企業のメルセデスの販売店であるシュテルン宇治からは美しいクーペスタイルのデザインが斬新なベンツCLS200dが搬入され、メルセデス専属のエンジニアの方から輸入車の特徴や専用故障診断機を用いた整備の現状をご紹介いただきました。
CLSのコクピットには大きな12.3インチの高詳細モニターコックピットデイスプレイが搭載され、助手席のシートに身を沈めながら説明を聞く学生も興味津々。メルセデスもインテリジェントドライブというコンセプトで自動運転と高次元のアクシデントフリーを目指す車作りや、「Mercedes me connect 」によるドアロックの解錠や窓の開閉など遠方からスマートフォンのアプリを通じて操作できるなどご紹介していただきました。Bluetoothでパスワード&ログインしたタブレットやスマホから車のシステム情報の確認、遠隔でドアロックの解除も可能になるとても便利な機能。
「Hi, Mercedes」と話しかけるとエアコンの温度調節やナビゲーションの設定などさまざまなサポート機能が利用できるなどたり、スピードメーターと一体となった車のざまざま情報が表示ができるメディアディスプレイ。ドライバーの声や指先のジェスチャーで操作でき、好みや行動を学習しサポートする革新のインフォテインメントシステム、MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)について手元のタッチパネルで操作したり、音声による操作をデモストを通じて最新機能をご紹介していただきました。
国産車にないさまざま安全装置では、ドライバーシートのBピラーとフューエルリッドの裏側に備えられたQRバーコードをバーコードリーダーやスマホのカメラで撮影すると、ネット上に公開された車両の基本情報や燃料やバッテーリーの車載位置や電気系統の情報が閲覧できる機能や片側84個のLEDを制御することで、より広い範囲を明るく正確に照射するマルチビームLEDヘッドライトの機能やLEDライトでは光軸がでないなどへの整備対応についてなどメルセデスの最新の車作りを学びました。
この度はお忙しい中、本校の職業実践授業の取り組みをご理解を賜り、熱心にご指導いただいた京都三菱自動車販売グループのスタッフの皆様に厚くお礼申し上げます。