【企業連携授業】スズキ自販連合様による企業連携授業「スズキフレッシュマンセミナー」を実施しました!
みなさん、こんにちは
先日スズキ自販連合様にご来校いただき、企業連携授業として「スズキフレッシュマンセミナー」を実施していただきました
今回は、一級自動車整備科・自動車整備科の1年生、国際自動車整備科2年生を対象とした座学の授業で、実際にスズキ様で新入社員研修時に実施されている
「フレッシュマンセミナー」と同様の内容のものを企業連携授業として毎年実施していただいています
このセミナーは講義形式ではなく、グループに分かれてゲーム形式の進行が中心となり、グループワークをすることにより、仕事で大切な8つの意識や整備作業の基本や作業手順、またチームワークを養います
1回目は、グループごとにA4用紙を使って折り箱作りから仕事の基本を学んでいきます
グループ内でメンバーごとに作業を分担し、紙を切らずに、制限時間10分間で何個折り箱を作れるかを競います
作業場の環境も考慮して、どのようにすれば効率よく生産できるかを考えながら作業を進めていきます。
1回目の作業終了後に、10分間の生産結果から1時間の生産見込み、制作費用を算出して折り箱1個あたりの制作原価を計算します
2日目のグループワークでは、折り箱1個当たりの「制作原価」を競って、折り箱作りをしていきます
開始前に各グループごとに作戦会議をし、人件費以外の制作コストのどの部分を削減するのかを考えて制作していきます
コスト削減のために、はさみを使用せずに紙を切ったり、机ではなく地面で作業するなど、グループにより様々な工夫が見られました
この「折り箱作り」のグループワークによって、物を効率よく生産するために、生産環境の影響力、作業の能率を上げるための周囲との連携についてを学びます。
整理・整頓・清掃・清潔・しつけの行き届いた「5Sの重要性」の整理整頓された環境であれば、物を探す時間などがなく、作業の無駄を省くことで効率よくたくさんの生産が可能になります。
また、「仕事で大切な8つの意識」として、安全やチームワーク、時間を意識することで、お客様に喜んでいただけるサービスを提供するためにはどうすればよいかを学んでいきます
次に、パスタを使って「タワー作り」に挑戦しました
紐やテープを使って、いかに高くタワーを作れるかを競います
この作業では、チームワークはもちろん、作り方の手順がないため自分達で考え、完成を目指し解決していく能力を養います。
共通点を持つゆるやかな集団である「グループ」ではなく、目標を達成するために役割を明確にする「チーム」に変わっていくことを学生達は体感しました
このような貴重な機会を与えていただいた、スズキ自販連合様に厚く御礼申し上げます。