一級自動車整備科4年生 インターンシップ(その③)
皆さん、こんにちは
本日は一級自動車整備科4年生のインターンシップの様子をご紹介します。
今日は先日、技術講習会でもお世話になった滋賀トヨタ自動車株式会様に伺いました。
燃料電池車「MIRAI」の試乗車を見付けました。カッコいいですね
ここでうんちく。
この車、触媒に固定された水素と空気から取り込んだ酸素を反応させて発生した電気で動いているんですよ。
電気分解の反対ですから、マフラーというべきなのか後ろには排水口があって水(H20)がでてきます。
モーターだから加速がめちゃくちゃ速いんです。
さて、滋賀トヨタ自動車の本社工場もリニューアルされて明るく・最新鋭! 加えて工場内にまでエアコンがしっかり効いて涼しい!!
昔は自動車の整備工場は、夏は酷暑で冬は極寒な作業場でしたが、今の時代の整備士は見せる仕事になっています。
ショールームにはカフェテラス横にガラス面からお客様のお車を作業する整備士の姿が見えるようになっています。
もちろん、制服のつなぎも油汚れが付いたまま作業にあたることも厳禁!お客様のお車を汚してはいけませんからね。
自動車の進歩とともに整備士の職場環境も大きく様変わりしています。
そんなストール(ピット)にて、学生はスタッフの方とともにマフラー(排気装置)の交換作業をおこなっていました。
研修生とは思えない真剣な表情で指導員の方の指示を聞き、作業準備に入ります。
重いマフラーを支えながらも、しっかりと先輩の作業を観察しています。
マフラーのつなぎ目にあるガスケット部の締付を担当させて頂いていました。
マフラーはかなり温度が高くなる為、もろくなっている場合があったり、つなぎ目の締め付けがあまいと排気漏れにつながるなど、とても気を使う部分です。
交換作業の取付不良による振動や排気漏れの確認などの最終チェックも無事に終わり、一息ついたときに見せた素敵な笑顔。
その気持ち、その笑顔をこれからもずっと忘れずに、お客様に喜んで頂けるサービスエンジニアを目指して頑張ってくださいね。
同じ工場の中で自動車整備科の卒業生の姿をみつけました。
この春、本校を卒業したピカピカの新人エンジニアです。
学生時代の風貌とは見違える様な仕事ぶり。
「インターン生の事を宜しく頼みます」と伝えると
「先輩をですか僕にはまだまだ無理ですよ」との返事。
確かに学生時代からすると2つ上の上級生だったかも知れません。
でも、現場では社会人の先輩として支え、指導してくれると信じています。
インターンシップの巡回指導時、学生の学校とは違う表情を見ると本当に頼もしく感じますが、さらに卒業生が頑張っている姿を見るととても嬉しく思います。
皆さん、これからも頑張ってくださいね。
お忙しい中、本校の職業実践授業の取り組みにご理解、ご協力を賜り誠にありがとうございました。
インターンシッププログラムにご協力いただいた滋賀トヨタ自動車株式会の皆様に厚くお礼申し上げます。